2023.07.05
ならかわ桜プロジェクトで、楢川小中学校に出向き、うるしの里広場を再整備するためのグループディスカッションを行いました。
参加してくれたのは、楢川小中学校の5、6年生二十数名ほど。3グループに分かれ、それぞれリーダーと書記を決めてからディスカッションをスタートしました。
まず個々にどんな公園にしたいかアイディアを出し合い、事前に収集していた地域の人の声や遊具の予算などを勘案しながらグループとしての最終案をまとめ、リーダーに発表してもらいました。
限られた時間の中で、みんなとても積極的に発言したり、役を買って出てくれたりして、素晴らしい案がまとまりました。
2023.05.22
塩尻市立広陵中学校2年生の皆さん20名ほどが企業見学に来られました。
弊社専務の酒井より、この地域の概要や歴史などについて、特にこの地域の特色である漆や漆器産業に関すること、中山道の街道筋であることから宿場町や漆工町が発展し重要伝統的建造物群保存地区に指定されていることなどを説明させていただきました。
その後弊社の歴史や位置づけ、業務内容を説明するとともに、社内の各部門を見学していただきました。
そして何名かには、木育事業の一環で行っている箸作りキットを使ったマイ箸作りを体験していただきました。
皆さん大変興味深く耳を傾け、ノートを取り、さらにはタブレットで写真や動画を撮るなど、とても熱心に見学されていました。
2023.03.23
弊社専務の酒井が所属している団体で、福岡県内の保育園、幼稚園、認定こども園などに寄付をさせていただき、その贈呈式が開催されました。
式典には元気な子どもたちがたくさん参加してくれました。
これからの未来をつくる子どもたちのために、有意義に使っていただければ幸いです。
2023.02.03
長野県SDGs推進企業に登録されている企業や団体向けのセミナーにおいて、当社の取組事例を紹介させていただきました。
長野県は2019年、全国の自治体に先駆けてこの制度を創設し、現在までに1,800を超える県内企業・団体が登録されています。
SDGsに対する取り組みは、「これ」といった正解が必ずしもあるわけではなく、各社ごとに色があってしかるべきものです。
ただ裏を返せば、セオリーがない分オリジナルな取り組み方を構築していく過程には苦労があるかもしれません。
今回紹介させていただいた当社の取り組みもあくまで事例の一つに過ぎませんが、それでも何か少しでも参考になれば嬉しいです。
2023.01.11
地元、
楢川小中学校の児童に対し、給食用のお盆に漆を塗る授業が行われました。
このお盆は、給食を食べる時に使う一人ひとりの専用品で、「自分のものを自分で塗り上げる」のだそうです。
すでにお椀や皿、箸などの食器も木曽漆器を使っていますので、「なんと贅沢な給食食器!」と思う方が多いのではないでしょうか。
さらにこの「漆塗りマイお盆」は、仕上がって使い始めてからも定期的に塗り直しなどの修理を行い、卒業するときには持って帰れるとのこと!
幼少期から地場産業である伝統工芸に触れることができるだけでなく、自分専用としたことで、愛着が湧いて大切に使う気持ちも醸成されるし、何度も修理して継続的に使う意義も学ぶことができ、大人になってもずっと愛用できるなんて、本当に素晴らしいアイディアだと思います✨
木曽漆器はこの地域の伝統工芸でありながら、職人や店は減り続けているのが現状です。
今回体験した子どもたちの中から、将来地元に残って漆器業界を盛り上げてくれる子もきっと出てくるに違いありません。
さらに同プロジェクトでは、学校の敷地に漆の木を植えて、将来はその漆を活用するなど、地域の森と地場産業が有機的、持続的に結ばれるきっかけとなるような取り組みも考えているそうです。
参考:楢川小中学校の学校給食に使われている漆器
2022.12.18
このうちの第1期登録企業80社に対し、チェックツールを用いたSDGs取組レベルのチェックが実施されました。
SDGsはISOなどと違い、ゴールは示されているものの、厳密な規定などはなく、取組の方法も各社に委ねられているため、自社の取組の方向性が正しいのか疑問に思う企業も出てくるのではと思います。
そんな時には、今回のようなチェックシートが、ある程度のガイドラインの役割を果たしてくれるのではないかと思います。
いただいた結果レポートからしっかりと自社の取組の強み・弱みを把握し、今後の活動に活かしたいと思います。
2022.10.24
喫緊の課題は「人口減少対策」。その中で地区の要望として、
楢川小中学校の小規模特認校に向けた学校づくり、公園遊具の再設置(
森林づくり県民税の活用)、楢川診療所のさらなる充実、福祉運送への支援などが提案されました。
就任早々開始された
タウンミーティングは市内10箇所で開催され、それぞれZOOMによるオンライン参加が可能で手話通訳もついています。
市長自ら公務の状況を配信するSNSもあり、“開かれた市政”を感じます。
2022.08.04
6月に出版された「未来を創る 長野県SDGs企業」~SDGs先進県の企業・団体にみる10の事例~(東洋経済新報社)という書籍の中から、弊社の箇所だけを抜き刷りした冊子を製作いたしました(参照:出版時の投稿)。
本文は同じですが、書籍は少し小さめ(四六版)のモノクロなのに対し、こちらはA4版のカラーですので、文字や写真が見やすくなっております。
さらに社是や経営理念、事業方針などのページと、弊社の協力工場のネットワーク、木づかいのサイクルを回すイメージ図を載せたページなどが追加されています。
ステークホルダーの皆様には折を見てお届けします。
2022.07.13
長野県SDGs推進企業に登録されてから、早3年が経ちました。
この制度の有効期限は3年なので、これまでの実績をまとめ、それを元に新たな計画を立てて更新の申請をいたしました。
弊社では、主な取組を本サイトで公開していますが、その投稿も130件を超えました。
この間の大きな実績としては、電力の契約を再生可能エネルギー100%のプランに切り替えたことによるCO2の削減でしょうか。これにより、年間26t排出していたCO2をゼロにすることができました。
また、これらの取組が評価され、「信州SDGsアワード2021」で長野県知事賞をいただけたことも大きなサプライズでした(参考:受賞者一覧)。
今後も着実に取組を継続してまいります。
2022.06.17
「未来を創る 長野県SDGs企業」~SDGs先進県の企業・団体にみる10の事例~という書籍が出版されました(東洋経済新報社)。
長野県では、2019年より独自に「長野県SDGs推進企業登録制度」を設けており、これによって登録された企業は2022年6月時点で1500社(団体)近くにのぼります(表紙のロゴは、この制度の登録マークです)。
この中から10社(団体)の事例が掲載されており、その中の一つに弊社の事例が載っています。
ぜひお手にとってご覧ください。