酒井産業 × SDGsSDGs(持続可能な開発目標)

12.つくる責任、つかう責任一覧

第13回木育全国生産者協議会、第24回お取引先説明会

2024.06.27

  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

第13回木育全国生産者協議会および、第24回お取引先説明会が開催されました。

【日時】:2024年6月27日(木)
【場所】:塩尻市市民交流センター「えんぱーく」

北は北海道、南は九州まで、弊社と取引のある木竹製品を中心とした生産者の方々および、塩尻市、塩尻商工会議所、片丘ワイン振興協議会、岡山事務所、DESIGN FIELD様を来賓に迎え、42社65名で開催いたしました。
弊社では、この機会を生産者の方々との持続可能なパートナーシップを維持していくためにとても重要な機会であると考えています。

午前中に開催した「木育全国生産者協議会」の総会では、審議事項の他に東日本電信電話株式会社様による木目認証技術をご紹介いただきました。
午後のお取引先説明会では、最初に弊社の部門ごとの事業報告や課題の報告およびSDGsの取組状況報告を行ったのち、日本生活協同組合連合会様による2つの貴重なご講演と、岡山事務所様に総評をいただきました。

その後の懇親会では、普段メールや電話がメインで、なかなか直接お目にかかることのできない全国の生産者の方々と親睦を深めることができ、こういう機会の重要さを改めて実感しました。

塩尻市のリサイクルゴミ回収

2024.06.20

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう

市内のごみステーションで、資源ゴミの回収日に当番として立ち会いました。
この日は紙ゴミ(新聞・雑誌、ダンボール)とペットボトルでした。
地域住民の皆さんは分別ルールをよく理解しているおり、分別のし直しや追加作業(ペットボトルのラベル剥がしなど)、その日に出せないごみを除外したりする作業などは全くありませんでした。
それどころか、段ボールをまとめたり、袋の口を縛るヒモに紙製のヒモを使っていたりして、その徹底ぶりに感心しました。

食品ロスを減らす取り組み

2024.06.19

  • 2.飢餓をゼロに
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

時々実施している、信州ハム株式会社様とのパートナーシップによる食品ロスを減らす取り組み。
今回は「おたのしみシークレットウィンナー」と題して、事前にどんなウィンナーが入るのか分からない部分が加わりました。

…というのも、あらかじめ全ての内容を決めてしまうと、ロスになっていない商品ばかりで構成されてしまうこともあるそうで、それでは本末転倒で当社としても本望ではないので、実質的な食品ロスの削減につながるように、このような部分を設けていただきました。
ちょっとしたワクワク感も加わって、かえって良い企画になったのではないかと思います。

グループウェア導入

2024.05.16

  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 15.陸の豊かさも守ろう

弊社では、このたびグループウェアを導入しました。
これを利用して、ペーパーレスによる環境負荷の低減やエネルギー使用の効率化はもちろんのこと、社員間の効率的なコミュニケーションや情報共有など、大いに活用していきたいと思います。

電力の供給状況

2024.05.01

  • 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • 12.つくる責任、つかう責任

弊社では2年半ほど前から、社内で使う電力を100%再生可能エネルギーによって発電された電力に切り替えています。
そして、その電力がどこで発電されたものかトレースできるようになっているので、昨年(2023年)1年間の実績をまとめてみました。

まず発電所別に見てみると、東京営業所を含んだ1年間の総使用量約57,000kWhのうち、74%が地元塩尻市の「奈良井川萱ヶ平小水力発電所」から供給されたものでした。次いで長野県企業局が運営する県内のいくつかの水力発電所が16%という結果でした。
つまり県内の再エネ発電で90%をまかなっていることになり、まさに「電力の地産地消」と言えると思います。

次に発電種別で見てみると、水力発電が91%で大半を占め、残りは太陽光発電の他、風力、バイオマス発電などがありました。
長野県は海がない代わりに信濃川や天竜川、木曽川などの一級河川があるほか、小さな河川や支流、沢なども多くあるので、豊富な水資源を活かした発電ができる県と言えるのではないでしょうか。

長野県企業局
https://naganoken-kigyokyoku.jp/

生産者勉強会

2024.04.25

  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

弊社のパートナー生産者さんを招いて定期的に開催している勉強会。
取扱商品に関する知識を深めることはもちろんのこと、国内のものづくりの現状や国産材利用に関する課題などを学んでいます。
今回は、福井県鯖江市で茶道具を中心とした越前漆器を製造されているメーカーさんにお越しいただき、産地の概要や取扱商品の紹介、漆器の製造工程や塗りの技法、修理の方法についてなど詳しく解説していただきました。

福島県でウルシの苗木植栽

2024.04.10

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 16.平和と公正をすべての人に
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

弊社社長が共同代表を務める「(一社)阿武隈牛の背ウルシぷろじぇくと」で、福島県の田村市にウルシの苗木の植栽を行いました。
田村市は福島第一原発のある大熊町の西隣に位置します。
事故がもたらした様々な事情から、土壌の放射線量が基準値を下回りながらも耕作放棄地となっている里山が周辺地域にはたくさんあります。
そういった場所にウルシを植えて、定期的に手入れをすることによって、里山を保全するとともに、地域の産業と雇用創出の一助になればとの思いからこの法人は設立されました。

食品ロスを減らす取り組み

2024.03.18

  • 2.飢餓をゼロに
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

時々実施している、信州ハム株式会社様とのパートナーシップによる食品ロスを減らす取り組み。
これは、長野県が実施する「“チャレンジ800”ごみ減量推進事業」に直結しています。
環境省の一般廃棄物処理事業実態調査(令和3年度)によると、県民1人1日当たりのごみ排出量は、長野県は800gで、775gの京都府に次ぐ第2位でしたが、県はこれを受けて前述の事業で、令和7年度までに排出量を790gにする目標を立てています。
食品ロスの削減は、SDGsの多くのゴールに関わる重要な取り組みですので、弊社でも微力ながら継続的に協力させていただければと思います。

生産者勉強会

2024.03.01

  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

弊社のパートナー生産者さんを招いて定期的に開催している勉強会。
取扱商品に関する知識を深めることはもちろんのこと、国内のものづくりの現状や国産材利用に関する課題などを学んでいます。

今回は、新潟県三条市でかつお節けずり器野菜のスライサーなどの各種調理器や、木育で使用する箸づくりキットなどを製造販売するメーカーさんにおいでいただき、使用している刃物のグレード別の特性や使用時のコツ、生産時の苦労など詳しくご説明いただきました。

木曽ひのき箸 塗り工房新設

2024.02.01

  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 16.平和と公正をすべての人に

今や木曽を代表する民芸品であり、最もポピュラーな存在と言っても過言ではない「木曽ひのき箸
木曽ひのきの木地に「すり漆」という技法で漆を塗って仕上げているのですが、最近、木地作りや、すり漆を施す職人さんが減ったことで生産量が減りつつあり、産地全体で差し迫った課題となっています。

このような背景から、弊社では自前の漆塗り工房を作りました。
社員で試行錯誤しながら塗りのスペースと乾燥させるための室(むろ/もろ)を作り、昨年11月下旬ころから稼働し始めました。

実はこの箸には、定番の民芸品という側面だけでなく、戦争に翻弄された人々の辛く悲しい「負の歴史」と深い関わりがあるのです。

「満蒙開拓団」という言葉をご存じでしょうか。長野県(特に南部)は全国で最も多く開拓団を送出した地域です。
国策によって満州に入植したものの、その後終戦を迎えた混乱の中、命からがら帰国したにもかかわらず、帰国後も差別と貧困によって厳しい生活を余儀なくされたそうです。

そんな方々が、生き延びるための一つの手段として、伐採後のひのきの切り株から鉈(なた)一本で切り出して製作したのが「木曽ひのき箸」の原型なのです。

当社と長く取引させていただいている生産者の中にも実際に満州に入植された方(故人)がいらっしゃり、直接お話を伺えたこともありました。
弊社では、「木曽ひのき箸」を継続的に取り扱うことと同時に、この箸の由来を未来永劫語り継いでいくことが、弊社でできる「平和」への誓いだと認識しています。

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