2024.12.06
最近は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)など、様々な分野でトランスフォーメーション(変革)という言葉を見聞きしますね。
先日、契約している電力会社が提供している「サステナビリティ診断ツール」を使って、弊社のSX度合を調べてみました。
結果はB(47%)…、まだまだですね💦
ですが、「地域社会」分野と「パートナー」分野は「A」でした!
これは、会社として「まちづくり」や「パートナーシップ」を非常に重視し、ゴール別の対応状況グラフでも上位の2ゴールですので、実感と一致する結果でした。
2024.11.15
塩尻市で開催された「漆サミット2024 ~国宝・重要文化財の保護に向けた国産漆の持続的生産~」において、社長の酒井が講演させていただきました。
「木曽漆器のロングセラー『木曽ひのき箸』を守る取り組み」と題して、木曽漆器の歴史、木曽ひのき箸の生い立ちと満蒙開拓との関わり、福島県での漆の植樹プロジェクト、AIを活用した修繕工程の改善などについて講演させていただき、重要無形文化財保持者(人間国宝)の室瀬和美さんからもありがたい講評をいただきました。
弊社では、これからもまちづくりや平和への思いなども大切にしながら、持続可能な事業を展開していきたいと思っています。
総合討論を行う社長 酒井
講評される人間国宝 室瀬和美さん
2024.08.06
企業、自治体、学校などのWebサイトの中から、SDGsやサステナビリティに関する情報発信を行っているページを集めたリンク集「SDGs message collection」に弊社Webサイトが掲載されました。
弊社WebサイトのSDGsページは、公開しているすべての取り組みに対して、冒頭に関連するSDGsゴールのアイコンを付けており、このゴールをキーにして関連する取り組みを抽出することもできる仕組みにしております。
これが「情報発信の仕方に工夫がある」として掲載されました。
2024.08.01
当社で実施したこれまでの取組のゴール別の状況をまとめました。
取組は月に3、4件のペースでアップしており、直近で230件を越えました。
「11.住み続けられるまちづくり」や「17.パートナーシップ~」などに関する取組が多い傾向は、当初から大きく変わっておりません。
最近の主なトピックスとしては、「グリーンボンド」への投資、「社員の子育て応援宣言」企業への登録、「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認証などでしょうか。
今後も様々な方面に目を向けて、継続的に取り組んでまいります。
2024.04.10
弊社社長が共同代表を務める「(一社)阿武隈牛の背ウルシぷろじぇくと」で、福島県の田村市にウルシの苗木の植栽を行いました。
田村市は福島第一原発のある大熊町の西隣に位置します。
事故がもたらした様々な事情から、土壌の放射線量が基準値を下回りながらも耕作放棄地となっている里山が周辺地域にはたくさんあります。
そういった場所にウルシを植えて、定期的に手入れをすることによって、里山を保全するとともに、地域の産業と雇用創出の一助になればとの思いからこの法人は設立されました。
2024.04.03
2020年6月に施行された「労働施策総合推進法」に基づき、弊社では同年12月にあらゆるハラスメントを防止する宣言を行い、社員に周知するとともに、その旨を盛り込んで就業規則を改訂しました。
そして今回は、外部講師を招いて「ハラスメントとリスクマネジメント」に関する研修会を全社員対象に実施しました。
ハラスメントやコンプライアンスに関する問題は多岐にわたります。社員各自がそれぞれの気付きをもって、職場環境の改善、向上に役立ててもらえればと思います。
2024.02.01
今や木曽を代表する民芸品であり、最もポピュラーな存在と言っても過言ではない「木曽ひのき箸」
木曽ひのきの木地に「すり漆」という技法で漆を塗って仕上げているのですが、最近、木地作りや、すり漆を施す職人さんが減ったことで生産量が減りつつあり、産地全体で差し迫った課題となっています。
このような背景から、弊社では自前の漆塗り工房を作りました。
社員で試行錯誤しながら塗りのスペースと乾燥させるための室(むろ/もろ)を作り、昨年11月下旬ころから稼働し始めました。
実はこの箸には、定番の民芸品という側面だけでなく、戦争に翻弄された人々の辛く悲しい「負の歴史」と深い関わりがあるのです。
「満蒙開拓団」という言葉をご存じでしょうか。長野県(特に南部)は全国で最も多く開拓団を送出した地域です。
国策によって満州に入植したものの、その後終戦を迎えた混乱の中、命からがら帰国したにもかかわらず、帰国後も差別と貧困によって厳しい生活を余儀なくされたそうです。
そんな方々が、生き延びるための一つの手段として、伐採後のひのきの切り株から鉈(なた)一本で切り出して製作したのが「木曽ひのき箸」の原型なのです。
当社と長く取引させていただいている生産者の中にも実際に満州に入植された方(故人)がいらっしゃり、直接お話を伺えたこともありました。
弊社では、「木曽ひのき箸」を継続的に取り扱うことと同時に、この箸の由来を未来永劫語り継いでいくことが、弊社でできる「平和」への誓いだと認識しています。
2023.12.16
信州SDGsアワード2023の表彰式・事例発表会に行ってまいりました。
第1回(2021年)はコロナ禍でオンラインでの表彰式だったため、リアル開催は今回が初めてです。
表彰式の後、受賞団体の事例発表とそれに関する審査員の講評があり、各団体の工夫を凝らした取組と、それのどのような点が評価されて受賞に至ったのかを知ることができ、大変参考になりました。
弊社は受賞を逃してしまったのですが、社員の前田さんが主宰する劇団「野らぼう」が「信州発ゼロカーボン演劇~限られた電力編~」というテーマで、企業・団体部門において見事受賞されました🎊✨
おめでとうございます!
事例発表会
企業・団体部門で受賞した劇団野らぼうの主宰前田さん
受賞者の皆さん
2023.09.20
当社で実施したこれまでの取組のゴール別の状況をまとめました。
投稿件数は着実に増え、直近で190件になりました。グラフの傾向は大きく変わらず推移しています。
最近の主なトピックスとしては、長野県地球温暖化対策条例に基づき、事業活動温暖化対策計画を策定したことや、事務所の蛍光灯をLEDに替えたことなどでしょうか。
また、当社のWebサイトも全面的にリニューアルを行い、それまでサブドメインで運用していたSDGsのトピックスも本体に統合いたしました。
これからも継続的に発信してまいります。
2023.02.14
長野県林業大学校の2年生の皆さん20名ほどが、木材商業論のカリキュラムの一環で弊社に研修に来られました。
同校は、「林業大学校」としては全国で最も歴史のある専修学校だそうで、そんな由緒ある学校が近くにあることは我々にとっても誇らしいことです。
研修では、木の専門家の卵の皆さんだけあって着眼点も鋭く、弊社社長の説明に熱心に聞き入っていました。
卒業を間近に控え、林業に関わりのある職に就く方が多いと思いますが、将来何らかの形で繋がれれば嬉しいです。