2021.09.07

当社が長野県のSDGs推進企業に登録されてから、2年と少し経ちました。
当社が登録された第1期には登録数が80社(団体)だったものが、直近の第9期までで972社(団体)にのぼっており、関心の高さが伺えます。
当社では主な取り組みを[取組状況 抜粋]カテゴリーにアップしており、各投稿の最上段にそれがSDGsのどのゴールに対応しているかを示すバーを付けています。
これを昨年と同様にまとめてみました。
この投稿までで89件の書き込みがあり、グラフの立ち方を見ると、全体的な傾向は昨年と同様でした。
必ずしもまんべんなく取り組むことが良いわけではないと思いますが、これを参考にしながら、今後も継続的に色々な課題に目を向けていきたいと思います。
2021.08.18
西日本から東日本にかけて停滞する前線による記録的な大雨は各地に大きな被害をもたらし、現時点でも引き続き十分な警戒が必要な状況です。
この辺りにも大雨洪水警報、土砂災害警戒情報(避難指示)が出されました(18日午前時点で継続中)。
最初の写真は、本社のすぐ近くで発生した土砂崩れの様子です(1枚目)。
一時国道19号が通行止めになりましたが、迅速な復旧作業によって、翌日には片側通行できるようになりました(2枚目)。
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8/15土砂崩れ発生時の様子(南側から撮影) |
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8/16応急処置し片側通行に(北側から撮影) |
下の写真は、社屋の裏手の土砂流入による被害の様子です(3枚目)。
こちらも幸いにも重機等で速やかに対応していただき、17日の出社時には比較的軽作業で業務に復帰することができました(4枚目)。
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8/15重機による土砂撤去作業 |
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8/17社員による復旧作業 |
2021.08.05
先日解体した木製遊具を7kmほど離れた別のショールームに移設しました。
当初は移設を想定せず設営したものですし、弊社でも初めての経験だったので、解体同様、再組立もなかなか難航しました。
基礎、柱などの構造材から、解体時に付けておいた嵌合の印を確認しながら慎重に組み立て、床など一部の部材は新しいものを使いました。
このような作業はとても手間がかかって面倒なものではありますが、焼却廃棄による化石燃料の消費やCO2の排出を抑えることができる上、貴重な森林資源をリユースすることから、SDGsの理念にかなった非常に素晴らしいお考えだと思います。
弊社にとっても大変勉強になりました。
2021.08.02
先般、内閣府が設置した「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に入会しました。
同プラットフォームは、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的とした、官民のパートナーシップを深める連携の場です。
会員同士のマッチングをサポートする機能などもあるので、今後大いに活用していこうと思います。
2021.07.21
東京オリンピック開幕まであと2日、パラリンピック開幕まであと34日となりました。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大による延期や、その他の諸問題が続出し、盛り上がりムードが損なわれてしまった感が否めませんが、いざ始まったら、皆で全力で応援したいものです。
さて、オリンピック、パラリンピックは、言うまでもなく世界最大規模のスポーツイベントであり、その影響は環境・社会・経済に、また開催国のみならず世界にまで広く及ぶことから、持続可能性に配慮した大会の準備、運営が求められています。
国連で採択された「
持続可能な開発のための2030アジェンダ」においても、スポーツは持続可能な開発において重要な役割を担うとされています。
東京2020大会においても
持続可能性に関するページがありますので、オリンピック、パラリンピックを観戦する際には、こんなところにも注目してみてはいかがでしょうか。
2021.07.01

先月のトピックスで取り上げた、塩尻商工会議所のリサイクルできる封筒に倣い、当社でも同じ目的の封筒を作成しました。
せっかく作るなら、受け取った側で実際に使っていただきたいし、そうでなければSDGsの取り組みとしても不十分であることから、完成までにはかなり試行錯誤しました。
最も優先したのは、再利用する際の「作りやすさ」と「使いやすさ」です。
巷に多いのは2辺を切り取ってのり付けして作るタイプですが、当社のは1辺を切り取るのみです。そして切り取った際の開口部は、そのまま書類や手紙を入れるための開口部になるので、封筒を作るまでの作業にのり付けは不要になりました。
この方式にした結果、封筒は縦型ではなく横型(洋封筒)になったので、レイアウトも横書き用にしました。
さらに、この状態で「定形郵便物」として出せる大きさにするために、一般的な角2サイズではなく、若干小ぶりな角20サイズを採用しました。これでも幅は229mmあり、A4サイズの書類を折らずに入れることができます。
さらに「定形郵便物」の場合、郵便番号枠などの仕様がJIS規格に定められているため、これに則ってデザインされています(枠色以外)。
2021.06.08

以前、お客様のショールームに施工させていただいたキッズ用の木製遊具。
今回は、それを「他店舗へ移動するために解体してほしい」というご依頼をいただきました。
これまで、解体して廃棄するご依頼はありましたが、また組み立てられるように解体するというご依頼は今回が初めてでした。
部材の要所要所に目印を付けながら、しかも部材を壊さないように慎重に解体しなければならないので、頭も使いますし手間もかかり、正直なところ大変です…。
ですが、焼却廃棄による化石燃料の消費やCO2の排出を削減でき、貴重な森林資源をリユースできることから、とても良いお考えだと思います。
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解体前 |
解体後 |
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移動までの仮置の状態 |
2021.06.01

塩尻商工会議所から届いた案内書類の封筒がとても工夫されていました。
A4版の用紙が折らずに入る角2サイズ(240mmx332mm)の封筒の下半分を切り取ると、A4用紙を三つ折りにして入れる長3サイズ(120mmx235mm)の封筒を作れるというものです。
古紙(リサイクルペーパー)で作られた封筒というのは以前からありましたが、このような形でリサイクルできる封筒は初めてみました。
弊社でもこの素晴らしいアイディアを次の封筒作成の際に取り入れさせていただこうと思います。
2021.05.20
塩尻市のとあるごみステーションでの資源ゴミ回収日の様子です。
この日は紙ゴミ(新聞・雑誌、ダンボール)とペットボトルの回収で、当番として立ち会いました。
地域住民の皆さんが分別ルールをよく理解しているおかげで、分別のし直しや追加作業(ペットボトルのラベル剥がしなど)、その日に出せないごみを除外したりする作業は全くなく、すべて回収していただくことができました。
住民の皆さんのリサイクルに対する意識はかなり定着しているように思います。
2021.04.29

赤沢自然休養林は、1600年代の半ばに当時の尾張藩が厳しい森林保護政策によって守り始め、明治時代には御料林と伊勢神宮の造営用備林に、そして戦後から現在は国有林に指定されることによって伐採を免れてきました。
このため750haほどの広大な敷地には樹齢300年を超える天然木曽ヒノキが林立し、その希少性から、青森のヒバ、秋田のスギと並んで日本三大美林の1つに数えられています。
ご案内する中で、森の重要性や、それをきちんと手入れすることの重要性、その中において当社が果たす役割などを説明し、パートナーシップによって継続的に協力していくことを互いに確認しました。