2024.11.01
長野県で小水力発電の導入がじわじわ広がっているそうです(10/31日本経済新聞の記事)。
小水力発電の出力はさほど大きくはありませんが、小さな河川でも発電できるメリットがあります。
加えて、ダム式の発電所やメガソーラーに比べて、圧倒的に環境への負荷が少ないところが、長野県には適していると思っています。
弊社では、3年ほど前から電力を再生可能エネルギー100%に切り替えました。
今年8月の月間実績では、総電力のなんと98%が地元を流れる奈良井川にある小水力発電所から供給されたものでした。
まさに「電力の地産地消」と言えるのではないでしょうか。
2024.10.07
会社の前を流れる奈良井川(信濃川水系)の源流にあたる支流の沢で、イワナの産卵場づくりに参加しました。
主催は奈良井川で「萱ヶ平小水力発電所」を運営する企業と奈良井川漁業協同組合、これに長野県水産試験場や中部森林管理局、地元の塩尻市奈良井区が協力して開催されたものです。
このイベントは今回で5回目になるそうですが、今回初めて楢川小中学校の1~3年生が参加してくれました。
水産試験場や漁協の方に教わりながら作業し、最後にイワナの成魚を30尾放流しました。
企業が国や自治体、各種団体、地元住民とともに環境保全活動を推進するという、非常に理想的で素晴らしい取り組みだと思います。
2024.09.03
弊社のパートナー生産者さんを招いて定期的に開催している勉強会。
取扱商品に関する知識を深めることはもちろんのこと、国内のものづくりの現状や国産材利用に関する課題などを学んでいます。
今回は、秋田県仙北市から、茶筒などの樺細工(桜皮細工)を製造販売するメーカーさんにおいでいただき、角館の樺細工の歴史、桜皮の特徴や採取の時期・方法、今後の取り組みなど、実演を交えながら詳しくご説明いただきました。
2024.09.03
ならかわ桜プロジェクトにおいて、8月の初旬から開始しているWeb企画があります。
2か月に一度、楢川の風景を兼題写真として提示して、これを見て浮かんだ短歌を一般公募するというものです。
企画の概要や応募方法等はこちらをご参照ください。
8、9月の兼題写真は「奈良井宿・夏祭りの夜」🎋
既にたくさんのご応募があり、順次掲載させていただいておりますので、ぜひ掲載ページをご参照下さい。
一枚の写真から十人十色の素晴らしい短歌が続々と生まれています✨️
2024.08.06
企業、自治体、学校などのWebサイトの中から、SDGsやサステナビリティに関する情報発信を行っているページを集めたリンク集「SDGs message collection」に弊社Webサイトが掲載されました。
弊社WebサイトのSDGsページは、公開しているすべての取り組みに対して、冒頭に関連するSDGsゴールのアイコンを付けており、このゴールをキーにして関連する取り組みを抽出することもできる仕組みにしております。
これが「情報発信の仕方に工夫がある」として掲載されました。
2024.08.02
先般、金融機関が発行した「SDGs推進私募債」を活用し、国際連合大学(国連大学)に寄付をさせていただきました。
この私募債は、名前の通りSDGsに関する取組を行う団体へ寄付を行うもので、10ほどの選択肢の中から弊社は同大学を選択しました。
同大学には、持続可能な社会を作るために、各国から将来リーダーとなる人物が集まっていますが、国家間の経済格差によって、奨学金がないと参加できない国も多くあるそうです。
そんな国の学生が日本での学位を取得するための奨学金として活用していただけるそうです。
感謝状をいただいたので、社内に掲示させていただきました。
2024.08.01
当社で実施したこれまでの取組のゴール別の状況をまとめました。
取組は月に3、4件のペースでアップしており、直近で230件を越えました。
「11.住み続けられるまちづくり」や「17.パートナーシップ~」などに関する取組が多い傾向は、当初から大きく変わっておりません。
最近の主なトピックスとしては、「グリーンボンド」への投資、「社員の子育て応援宣言」企業への登録、「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認証などでしょうか。
今後も様々な方面に目を向けて、継続的に取り組んでまいります。
2024.07.16
奈良井公民館にて「楢川村誌を紐解く講演会」と題して、市の交流文化部、上條史生次長を講師にお迎えして講演会を開催しました。
上條さんは、楢川村時代に村誌の編さんに携わっていらっしゃった方で、今日のテーマは「戦国時代の奈良井と奈良井治部少輔義高」。
現存するいくつかの書物や歴史家の見解などから奈良井氏とその時代の戦国武将の動静を紐解く内容で、大変興味深いものでした。
講演の後、奈良井氏居館跡の整備や、その後の活用方法についてグループ討議を行い、意見をまとめて発表しました。
様々な意見が出て、非常に有意義な会となりました。
2024.07.01
塩尻市で「事業者間取引券」が市内事業者を対象に販売され、本日から利用が開始されました。
これは、物価高騰の影響による市内の経済活動の縮小を緩和し、地域における消費を喚起、下支えすることが目的の事業です。
13,000円分の商品券1セットを10,000円で購入することができるのですが(1事業者50セットまで)、販売開始初日の午前中で販売総額に達してしまったそうです。
これが市内で有効に活用され、上述の目的が達成されることを切に願います。
2024.06.27
第13回木育全国生産者協議会および、第24回お取引先説明会が開催されました。
【日時】:2024年6月27日(木)
【場所】:塩尻市市民交流センター「えんぱーく」
北は北海道、南は九州まで、弊社と取引のある木竹製品を中心とした生産者の方々および、塩尻市、塩尻商工会議所、片丘ワイン振興協議会、岡山事務所、DESIGN FIELD様を来賓に迎え、42社65名で開催いたしました。
弊社では、この機会を生産者の方々との持続可能なパートナーシップを維持していくためにとても重要な機会であると考えています。
午前中に開催した「木育全国生産者協議会」の総会では、審議事項の他に東日本電信電話株式会社様による木目認証技術をご紹介いただきました。
午後のお取引先説明会では、最初に弊社の部門ごとの事業報告や課題の報告およびSDGsの取組状況報告を行ったのち、日本生活協同組合連合会様による2つの貴重なご講演と、岡山事務所様に総評をいただきました。
その後の懇親会では、普段メールや電話がメインで、なかなか直接お目にかかることのできない全国の生産者の方々と親睦を深めることができ、こういう機会の重要さを改めて実感しました。