2022.01.17

2019年に
長野県SDGs推進企業に登録されて以来、継続的に取り組みを行い、試行錯誤を繰り返しながらこまめに配信を続けてきました。
これが認められ、今回の受賞につながったことは大変喜ばしく、今後の取り組みのモチベーションアップにもつながります。
これからも地道に持続的に取り組みを続けてまいります。
2021.12.24

『「子どもの居場所」木質空間整備事業』の一環で、県内の保育園に長野県産のスギやヒノキで作った積み木、ネット遊び、すべり台などの遊具を納めさせていただきました。
この事業は、長野県が2008年から導入した「長野県森林づくり県民税(通称:森林税)」を活用し、子どもの居場所において県産材を利活用する取り組みです。
長野県は森林資源は豊富ですが、昨今はそれを十分に活かし切れているとは言えません。
今回の事業を通じて、未来を担う子ども達が、安全で安心できる居場所において、木のぬくもりの素晴らしさを肌で感じることにはとても大きな意味があると思います。
将来的に県産材のさらなる有効活用(地産地消)が循環的に継続されることを願います。
2021.12.10

アルプスショットゴルフ練習場で使用しているペレットストーブ(参照:過去の記事)用の燃料「ペレット(木質ペレット)」を購入してきました。
いつも上伊那森林組合 バイオマスエネルギー工場から購入していますが、先月同組合より価格改定の案内が来ました。世界的な木材価格の高騰、いわゆる「ウッドショック」の影響を受けて、木質ペレットの原材料であるカラマツやアカマツの価格も高騰してしまったのだそうです。併せて昨今の原油高によって燃料費もかさんでいるそうです。
だからといって簡単に国産材の供給を増やすことも難しく、コロナウィルス感染拡大の状況とも関連しているので、この影響はしばらく続きそうです。
2021.12.01

お客様のショールームに設置させていただいていた木製のキッズスペースのリニューアルを行いました。
キッズスペースというと、クッション性のあるビニールマットなどが敷き詰められているタイプをよく見かけますが、当社が今回製作したものは、長野県産の無垢材(枠:ヒノキ、床:スギ)でできています。
長野県は県土の約8割を森林が占めています。森林の重要性はここで言うまでもありませんが、私たちの暮らしには欠かせないものであり、長野県では2008年から「
長野県森林づくり県民税(通称:森林税)」を導入して森林の保全に力を入れています。
今回のキッズスペースに用いた部材も県内の林産物を有効活用したものです。
2021.11.14

先週の作業に引き続き、マヤ(地蔵小屋)修繕の残作業を行いました(実はこの間に、脇に控える六地蔵の並び順を決めたり、割れた体の修復などをやっています)。
本日は、コンクリートの打設の残りや廃材の焼却、廃棄、新しく取り付けた建具の塗装などを行いました。
そして最後に閻魔様と六地蔵を元に戻し、一通り完了です(最終的に大工さんに仕上げていただきます)。
採光が良くなり、とても明るくスッキリした印象になりました。
今後皆さんに気持ちよく利用していただけると思います。
2021.11.06

9月の
魂抜きに続いて、いよいよ着工です。
平沢地区の様々な団体の有志と当社の社員合わせて20名ほどで、閻魔様やお地蔵様20体ほどをマヤから引っ張り出してお清めし、お堂の壁を貼り替え、梁を塗り直し、祭壇や石段をコンクリートで補強し…。
秋の好天に恵まれ、しかも参加者の大半が漆器や木工の職人さんなので非常に手際よく、仕事がどんどん進みました!
2021.10.29

第21回お取引先説明会が下記の日程で開催されました。
【日時】:2021年10月29日(金)
同説明会は、弊社と取引のある全国100あまりの木竹製品を中心とした生産者様に声掛けして、毎年開催していたものですが、昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催できず、2年半振りの開催となりました。
画面上で少しでも木曽の雰囲気を伝えられればと思い
徳利屋様をお借りしました。江戸時代には脇本陣も務めた歴史ある旅籠です。
生産者の皆さんがコロナ禍でありながらも奮闘している様子を短い動画で流し、それぞれの思いを互いに共有することで、ぽっかりとあいた穴を少しでも埋められたなら幸いです。
2021.09.21

地元、平沢区(塩尻市木曽平沢)の共同墓地にある、閻魔様を祀る小屋(マヤ、地蔵小屋)の修繕を地元住民で始める運びとなりました。
このマヤ(地蔵小屋)は誰もが利用する共同墓地内にあり、特定の宗教や宗派に限ったものではなく、日頃の管理や整備は区や町会、シニアクラブなど各種団体が関わっていることなどから、様々な方面への調整が必要でした。
そのため時間はかかりましたが、本日ようやく閻魔様やお地蔵様の「魂抜きの儀式(修繕作業期間中の一時的なもの)」の開催にこぎつけました。
前述の通り特定の宗教や宗派に限ったものではないので、本日の運営スタイルも皆で協議しました。
その結果、会の進行は神道の信者様にお願いし、読経は仏教の複数の宗派で広く用いられている経典である般若心経を唱えていただくこととなりました。
普段なかなか見ることのできない、宗教や宗派を超えて多様性に富んだ式典となりましたが、各方面の皆さんに快くご協力いただいたおかげで、無事に終えることができました。
ダイバシティーが重視される昨今、今回の取り組みは個の違いを認め、他者を尊重する良い機会となりました。個の違いを尊重する柔軟な関係性は、地域の繋がりをより強固なものにし、この地域の持続性をより高めると感じました。
実際の工事は11月に着工予定です。
2021.09.17

私有地などへの進入を禁止する時などに使用するゲートを製作しました。
今回は、木製で収納も考えた折りたたみ式にしています。
木製は味があって温かみが感じられる反面、屋外で使う際には耐久性がネックになります。
これに対して今回は、特殊な防腐・防蟻処理を施し、エクステリアに使っても10年保証という天然木を使うことによってこの問題を解決しています。
国産の木竹製品を多く取り扱う当社では、天然素材の良さを活かしつつ、極力デメリットを少なくした製品をお客様に提供できるよう努力を続けてまいります。
2021.09.07

当社が長野県のSDGs推進企業に登録されてから、2年と少し経ちました。
当社が登録された第1期には登録数が80社(団体)だったものが、直近の第9期までで972社(団体)にのぼっており、関心の高さが伺えます。
当社では主な取り組みを[取組状況 抜粋]カテゴリーにアップしており、各投稿の最上段にそれがSDGsのどのゴールに対応しているかを示すバーを付けています。
これを昨年と同様にまとめてみました。
この投稿までで89件の書き込みがあり、グラフの立ち方を見ると、全体的な傾向は昨年と同様でした。
必ずしもまんべんなく取り組むことが良いわけではないと思いますが、これを参考にしながら、今後も継続的に色々な課題に目を向けていきたいと思います。