2021.12.10

アルプスショットゴルフ練習場で使用しているペレットストーブ(参照:過去の記事)用の燃料「ペレット(木質ペレット)」を購入してきました。
いつも上伊那森林組合 バイオマスエネルギー工場から購入していますが、先月同組合より価格改定の案内が来ました。世界的な木材価格の高騰、いわゆる「ウッドショック」の影響を受けて、木質ペレットの原材料であるカラマツやアカマツの価格も高騰してしまったのだそうです。併せて昨今の原油高によって燃料費もかさんでいるそうです。
だからといって簡単に国産材の供給を増やすことも難しく、コロナウィルス感染拡大の状況とも関連しているので、この影響はしばらく続きそうです。
2021.12.01

お客様のショールームに設置させていただいていた木製のキッズスペースのリニューアルを行いました。
キッズスペースというと、クッション性のあるビニールマットなどが敷き詰められているタイプをよく見かけますが、当社が今回製作したものは、長野県産の無垢材(枠:ヒノキ、床:スギ)でできています。
長野県は県土の約8割を森林が占めています。森林の重要性はここで言うまでもありませんが、私たちの暮らしには欠かせないものであり、長野県では2008年から「
長野県森林づくり県民税(通称:森林税)」を導入して森林の保全に力を入れています。
今回のキッズスペースに用いた部材も県内の林産物を有効活用したものです。
2021.10.29

第21回お取引先説明会が下記の日程で開催されました。
【日時】:2021年10月29日(金)
同説明会は、弊社と取引のある全国100あまりの木竹製品を中心とした生産者様に声掛けして、毎年開催していたものですが、昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催できず、2年半振りの開催となりました。
画面上で少しでも木曽の雰囲気を伝えられればと思い
徳利屋様をお借りしました。江戸時代には脇本陣も務めた歴史ある旅籠です。
生産者の皆さんがコロナ禍でありながらも奮闘している様子を短い動画で流し、それぞれの思いを互いに共有することで、ぽっかりとあいた穴を少しでも埋められたなら幸いです。
2021.09.17

私有地などへの進入を禁止する時などに使用するゲートを製作しました。
今回は、木製で収納も考えた折りたたみ式にしています。
木製は味があって温かみが感じられる反面、屋外で使う際には耐久性がネックになります。
これに対して今回は、特殊な防腐・防蟻処理を施し、エクステリアに使っても10年保証という天然木を使うことによってこの問題を解決しています。
国産の木竹製品を多く取り扱う当社では、天然素材の良さを活かしつつ、極力デメリットを少なくした製品をお客様に提供できるよう努力を続けてまいります。
2021.09.07

当社が長野県のSDGs推進企業に登録されてから、2年と少し経ちました。
当社が登録された第1期には登録数が80社(団体)だったものが、直近の第9期までで972社(団体)にのぼっており、関心の高さが伺えます。
当社では主な取り組みを[取組状況 抜粋]カテゴリーにアップしており、各投稿の最上段にそれがSDGsのどのゴールに対応しているかを示すバーを付けています。
これを昨年と同様にまとめてみました。
この投稿までで89件の書き込みがあり、グラフの立ち方を見ると、全体的な傾向は昨年と同様でした。
必ずしもまんべんなく取り組むことが良いわけではないと思いますが、これを参考にしながら、今後も継続的に色々な課題に目を向けていきたいと思います。
2021.09.02
当社で所有している300坪ほどのひのき林の間伐(第一次)と枝払いを行いました。
ひのきを真っ直ぐに育てるため、最初は密集させて植林しますが、成長過程に合わせて何回か間伐することによって健全な成長を促します。
最初にお神酒を捧げ、山の恵みへの感謝と作業の安全を祈ってから作業を開始しました。
枝もだいぶ伸びてきていたので、間伐後に残ったひのきの枝払いも行いました。
専用のはしごをかけて登り、鉈(なた)や鋸(のこぎり)で一枝一枝慎重に切り落としました。
一日体を動かしいい汗をかきました。
2021.08.02
先般、内閣府が設置した「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に入会しました。
同プラットフォームは、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的とした、官民のパートナーシップを深める連携の場です。
会員同士のマッチングをサポートする機能などもあるので、今後大いに活用していこうと思います。
2021.07.21
東京オリンピック開幕まであと2日、パラリンピック開幕まであと34日となりました。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大による延期や、その他の諸問題が続出し、盛り上がりムードが損なわれてしまった感が否めませんが、いざ始まったら、皆で全力で応援したいものです。
さて、オリンピック、パラリンピックは、言うまでもなく世界最大規模のスポーツイベントであり、その影響は環境・社会・経済に、また開催国のみならず世界にまで広く及ぶことから、持続可能性に配慮した大会の準備、運営が求められています。
国連で採択された「
持続可能な開発のための2030アジェンダ」においても、スポーツは持続可能な開発において重要な役割を担うとされています。
東京2020大会においても
持続可能性に関するページがありますので、オリンピック、パラリンピックを観戦する際には、こんなところにも注目してみてはいかがでしょうか。
2021.07.01

先月のトピックスで取り上げた、塩尻商工会議所のリサイクルできる封筒に倣い、当社でも同じ目的の封筒を作成しました。
せっかく作るなら、受け取った側で実際に使っていただきたいし、そうでなければSDGsの取り組みとしても不十分であることから、完成までにはかなり試行錯誤しました。
最も優先したのは、再利用する際の「作りやすさ」と「使いやすさ」です。
巷に多いのは2辺を切り取ってのり付けして作るタイプですが、当社のは1辺を切り取るのみです。そして切り取った際の開口部は、そのまま書類や手紙を入れるための開口部になるので、封筒を作るまでの作業にのり付けは不要になりました。
この方式にした結果、封筒は縦型ではなく横型(洋封筒)になったので、レイアウトも横書き用にしました。
さらに、この状態で「定形郵便物」として出せる大きさにするために、一般的な角2サイズではなく、若干小ぶりな角20サイズを採用しました。これでも幅は229mmあり、A4サイズの書類を折らずに入れることができます。
さらに「定形郵便物」の場合、郵便番号枠などの仕様がJIS規格に定められているため、これに則ってデザインされています(枠色以外)。
2021.06.01

塩尻商工会議所から届いた案内書類の封筒がとても工夫されていました。
A4版の用紙が折らずに入る角2サイズ(240mmx332mm)の封筒の下半分を切り取ると、A4用紙を三つ折りにして入れる長3サイズ(120mmx235mm)の封筒を作れるというものです。
古紙(リサイクルペーパー)で作られた封筒というのは以前からありましたが、このような形でリサイクルできる封筒は初めてみました。
弊社でもこの素晴らしいアイディアを次の封筒作成の際に取り入れさせていただこうと思います。