2023.08.02
弊社は卸売がメインで、全国の木竹生産者様から仕入れた商品を、お客様のニーズに応じて、様々に組み合わせて(詰め替えて)出荷しています。
梱包材はもちろん再利用することを最優先に考えるのですが、それでも日々ダンボールが排出されます。
これを定期的に業者さんに回収していただいているのですが、1年ほど前から回収するごとに計量していただき、排出量を管理することにしました。
これによって、月に600kgほど、年にして7tほどのダンボールを排出していることがわかりました。
ダンボールは軽くて丈夫で安価であることから、輸送における重要な資材であり、貴重な資源物でもあるので、無駄にしないようにしていきたいと思います。
2023.06.11
九州よりお客様7名をお迎えしました。
弊社の業務内容、SDGsの取組、奈良井宿400年の歴史などについて説明させていただいたあと、木曽漆器館にて国の重要有形民俗文化財に指定されている「木曽塗りの製作用具及び製品」や人間国宝・人間県宝等の漆器作品を見学いただき、箸の絵付け工程を体験していただきました。
お客様からは、「酒井産業の事業活動そのものがSDGsの取組であることが分かった」、「天然素材で作られた漆器は塗り直すことにより永く使用できるので、非常にエコな商品であると言える」、「酒井産業の商品づくりは、木曽漆器や奈良井宿などの歴史や伝統がベースにあることが分かった」などのご感想をいただきました。
2023.05.26
第12回木育全国生産者協議会および、第23回お取引先説明会が開催されました。
【日時】:2023年5月26日(金)
【場所】:塩尻市市民交流センター「えんぱーく」
北は北海道、南は九州まで、弊社と取引のある木竹製品を中心とした50社60名ほどの生産者の方々および、塩尻市、林野庁、木曽漆器工業協同組合、塩尻商工会議所、筑波大学、岡山事務所、渋谷三丁目まちづくり推進協議会様を来賓に迎えて開催いたしました。
弊社では、この機会を生産者の方々とのパートナーシップを良好にかつ継続的に維持していくためにとても重要な機会であると考えています。
コロナ禍でここ3年ほどは中止したりリモート開催したりしていたのでなおさらです。
第一部では、弊社の部門ごとの事業報告や課題の報告およびSDGsの取組状況報告を行い、第二部では、筑波大学の宮原克人准教授と岡山事務所の岡山晄生代表の貴重なご講演と、林野庁林政部の石飛法子様に総評をいただきました。
その後の懇親会では、普段メールや電話ばかりで、なかなか直接お目にかかることのできない全国の生産者の方々とお話しすることができ、こういう機会の重要さを改めて実感しました。
2023.05.17
2月の「SDGs推進企業向けセミナー」にご参加いただいた信州ハム株式会社様とのパートナーシップにより、同社の食品ロスを減らす取り組みに参加させていただくことになりました。
弊社が取り扱う木竹製品も天然素材であることから、カビの発生や虫による食害など気を使うポイントはありますが、食品ともなればその比ではないでしょう。
食品ロスの削減は、SDGsの多くのゴールに関わる重要な取り組みですので、弊社でも微力ながら継続的に協力させていただければと思います。
2023.04.21
弊社のパートナー生産者さんを招いて定期的に開催している勉強会。
取扱商品に関する知識を深めることはもちろんのこと、国内のものづくりの現状や国産材利用に関する課題などを学んでいます。
今回は、地元木曽平沢のうるし工房さんにおいでいただき、漆の特性や精製方法、漆器の技法や製作過程などについて、資料だけでなく実際に使われている道具や作品を見せていただきながら、非常に詳しくお話していただきました。
2023.03.29
倉庫のトタン屋根が老朽化で所々傷んできていたので、葺き替えてもらいました。
葺き替えと言っても、これまでの波トタンはそのままに、その上にルーフィング(防水シート)を貼り、新しい屋根材を重ねる方法です。
弊社の取扱商品は木竹製品が大半なので、雨や湿気には非常に気を使うのですが、これで梅雨時も安心です。
2023.02.21
決算を間近に控え、保管期限が切れた帳票類などの機密書類を溶解処理するため、処理場に持ち込みました。
機密書類の場合、裏紙としては使えず、通常の古紙として出すわけにもいかないので、特別な処理が必要です。
この処理場では、箱詰めして封印した書類を、その場で溶解処理槽(パルパー)に投入していました(ローラーコンベアの先が処理槽の投入口になっています)。
2023.02.10
当社では、本社、東京営業所ともに、来社されたお客様にお茶をお出しするのに、木製漆塗りの湯呑を使っています。
木は熱伝導率が低いので、持った際に熱くなく、口当たりも柔らかく好評です。
今回は、表面が少し傷んできた湯呑を、パートナー生産者さんにお願いして塗り直してもらいました。
見た目が新品同様に蘇るだけでなく、塗り直す(塗り重ねる)ほどに堅牢さを増すのが漆器の良いところです。
愛着のある器であれば、塗り直しを行いながら世代を超えて使い続けたいものですね。
2023.02.03
長野県SDGs推進企業に登録されている企業や団体向けのセミナーにおいて、当社の取組事例を紹介させていただきました。
長野県は2019年、全国の自治体に先駆けてこの制度を創設し、現在までに1,800を超える県内企業・団体が登録されています。
SDGsに対する取り組みは、「これ」といった正解が必ずしもあるわけではなく、各社ごとに色があってしかるべきものです。
ただ裏を返せば、セオリーがない分オリジナルな取り組み方を構築していく過程には苦労があるかもしれません。
今回紹介させていただいた当社の取り組みもあくまで事例の一つに過ぎませんが、それでも何か少しでも参考になれば嬉しいです。
2023.02.02
1/31(火)~2/1(水)の2日間、東京ビッグサイトで開催されたWOODコレクション(モクコレ)2023に出展しました。
「見つける、つなげる、広げる、国産木材との新たな出会い」をテーマに全国から木に関係する様々な会社が出展しました。
当社では木育キットや遊具などの木育商材を中心に出展しましたが、中でもひのきの角材からカンナを使用して箸を作る「箸作りキット」が大変好評でした。